アジアで日本と同等の治安の良さを実感することができる国と言えば、しっかりとした法整備が整えられていて世界的な金融センターと言われているシンガポールでしょう。気候は熱帯気候に属しているのでとても暖かいですし、多様な文化が混ざり合っているので非常に豊かな交流を楽しむことができます。
日本から旅行に訪れる方は年々増加しているほど人気の国となり、治安の良さはもちろんのことライフラインもしっかりと整えられているので、学生のうちから積極的にシンガポール留学を希望する方が増えてきているほどです。とくにシンガポールは日本文化に精通している側面も持っているので、初めて海外を訪れた方であっても直ぐに現地生活に馴染むことができるでしょう。
しかし、どんなに素晴らしい国であったとしても、留学前にはしっかりと事前準備を行っておく必要があります。たとえば実際に住む住居を決めておくことや、生活のために必要な資金をしっかりと預けておけるような銀行を決定しておくことが大切です。シンガポールの銀行はアジアでもトップ3に入るほど信頼性が高いと言われていますが、日本人であっても銀行口座開設を行うことができるのでぜひ利用してみましょう。
外国人が銀行口座開設をはじめる時に必要になるものと言えば、パスポートやEmployment Passと呼ばれている就労ビザ、そしてS Passと呼ばれる就労許可証または学生証が必要になります。一つだけ注意しなければならないのが、留学などでシンガポールに長期滞在する外国人であれば口座を開設することが可能ですが、短い期間しか滞在しない旅行者に対しては原則として開設の許可を行っていないので覚えておきましょう。
現地の人であれば簡単にオンラインで登録を完了させることができるのですが、留学生の場合は銀行で必要な手続きを行わなければなりません。必要な書類の忘れ物がないかをしっかりとチェックし、パスポート・滞在許可証・住所証明書類などを持っていることを確認してから訪れるようにしてください。
また、初めて口座開設を行う場合にはある程度のお金が必要になってきます。シンガポールの場合には初回入金額として1000SGDが必要になってくるので、あらかじめ用意しておくことを忘れないようにしましょう。お金を引き出す際に必要な手数料などは一切かからないので、必要な時にいつでもおろせるのは非常に助かります。しかし、日本とは違って毎月口座維持費が必要になるので、多少の手数料が引かれてしまうことは仕方のないことだと思ってください。